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喜劇のヒロイン 団員日誌

喜劇のヒロイン団員が、曜日別にお話をします。

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3/7の夜から、3/11の夜まで岐阜とか名古屋とかに行ってきました。


ミノカモ学生演劇祭という祭に参加するためでした。


私の所属してる喜劇のヒロイン(演劇する人たちの集まり)は、この祭に参加するのは3回目で


3回目で大賞を初めていただくことができて嬉しかったです。万歳。



喜劇のヒロインでのポジションは制作だけどワガママを言って出させてもらいました。


なんか、ミノカモじゃないと出られない気がして。なんとなく。ワガママを聞いてくれてありがとう。


私は卵のような役者になりたいと思いました。



個人的には、制作としても演じる人としてももっとできたなーとか講評を聞いて悔しいと思ったりしたので


次に活かしてやる。



美濃加茂市、やはり川が綺麗でした。

私の家の目の前にも川が流れているのですが


木曽川とは比べ物にならないですね。



私の家の前の川には折り畳み自転車とか捨てられてるので。



あとはやっぱり空気が綺麗だったからでしょうか、

肌荒れが良くなった気がします。



将来住むなら美濃加茂市!



11日に、名古屋人代表の鈴木くんの案内とともに名古屋を観光しました。



めちゃくちゃ楽しかった。


大須観音で待ち合わせをして、栄に行って、最終的には名古屋駅に着きました。



古着が好きなので、大須商店街は最高でした。



今回1番最高だったのは、リアル脱出ゲームです。

別に名古屋じゃなくてもいいんですけど。

初めて体験しました。


時空研究所からの脱出っていうやつをやりました。



いや意味わからんくらい楽しかった。

終わってから3時間くらい楽しかったって言ってた。

楽しかった。あんな楽しいのあるの。


脱出は失敗したんですけど、楽しかった。


あと案内人のお兄さんの演技うまい。どこで習ったの。


ネタバレとかになったらつまらないのであんまり言わないけど、めちゃくちゃ楽しかったです。楽しかった。



あれって知らない人と協力するんですね。

8人でやったんですけど、私以外はみんな経験者で、


全員始まった瞬間に目つきが変わったのが怖かった。


だけどみんないい人で、おもしろい人たちでした。


誰か新宿にあるやつ行きましょう。

週1で行きたい。頼む。





いいの





何気なくツイッターを見ていたら、R-1グランプリの優勝者を知ってしまった。

あらま、まだ本編見てないのに。これで「あぁ、この人が優勝するんだねキートン」って思いながら番組を見ることになるのだ。


そんなこと気にしないと再びスクロール。

するとヤフーの宣伝ツイート。

検索するとそれが募金になると。




あ、そっか。

やっばい、忘れてた。


って思った。

今日やん、そういえば野田洋次郎も新作を出すって言ってたけど、そっか毎年今日の日に出してるやつか。白日はかなり好きだった。

去年のやつも嫌いじゃなかった。


いや、そうじゃなくて。

忘れていたのだ。完全に。

時間と未来と老いが一気に来た!


悲しくなったわけではない正直。

でもなんか、ついついモラルに反したことをやってしまった気分。

別に気持ちの問題なのかもしれない、でも自分は仮にも日本人として、あの日を経験した人として、それでも時間が経つと忘れるのだ。



ワンピースでも死ぬっていうのは忘れられることだって言ってた。

まだ被災地に行った事がない。

だからいまあの場所がどうなってるのか僕は知らない。無関係者。

みんなは覚えてるのだろうか。

事件は毎日起こってるらしくって、大なり小なり色々。ニュースを見て、人が死なない日はないのだけど。それでもあんなにたくさんの人が日本からいなくなった日はなかった。


たしかおばあちゃんの故郷が被災地だったらしい。

故郷がなくなる。不安定な原子力。揺れる大地。試される大地は北海道。


高校演劇では、そんな題材であり溢れた年も多かった。

今観に行ったらどんなテーマが多いのだろうか。人々が忘れてしまいがちな今にこそ上演されるべき物がある気もする。


だって戦争なんて経験した事ないのに、はだしのゲンを読むと苦しくなるのは擬似体験したからでしょ、そうするとなんか戦争は怖いものなのではって思えるのだもの。


天災は避けようと思って避けられるものではないけど、準備なら出来るよね。






俺は何もしてないや。言うは易し。



ではここで岩塚くんに教えてもらった、お話の流れを変える擬音語を使いたいと思います。





ビュルリロロロロリーーーーーーーーーン





さ、3度目にしてミノカモ学生演劇祭でガクゲキ大賞が取れました。

とってもハードなスケジュールに応えてくれた、新宮くんイイノや清水さんやしょうえんくん、音を頑張ってくれたしおりん、稽古場にいつもいてくれたこんちゃん。

本当にありがとうございました。


観てくれたたくさんの人にもありがとうこざいました。


大賞はとっても嬉しい。でも役者として自分はあまり効力を発揮してなかったので、反省です。



でもでもでもでも


おめでたいので今日はパァっと宴でも開こうと思います!


いや!!めでたい日だ!!!!3月11日はめでてぇ日だ!!!!


ふぅーー!!!!!!!!!



「あれ、今日は楽しむの?」


もちろん!!ガクゲキ大賞を取ったんだもの!


「今日は何の日なの?」


ガクゲキ大賞取った次の日だよ!!来年からもこの日は祝おう!!!


「さっきまで言ってたアレは?」


アレ?


「アレ」



あれれ、ど忘れした。



どっか〜〜ん(幼稚なオチに爆弾投下)





【前回までのエモエモ日記】


歩けど歩けど、崎陽軒は後を追ってくる。

いや、違う。崎陽軒は「そこに在る」だけだった。


ここは横浜。横浜には地図が存在しない。

人々は点在する崎陽軒を目印に目的地へ進むのだ。

そんなマッドシティ・ヨコハマで終電を逃した岩塚は、迫り来る崎陽軒の波をようやく抜ける。


辿り着いたのは小さな公園だった。


中央には寝袋。敷かれた段ボールには、宣伝文句が書かれている。


「ホテルがライバル」


どうなる岩塚!?




【良いタイトルたち】


岸田國士戯曲賞の最終候補作品の一覧を見てた。


「またここか」

「アトムが来た日」

「わたし、と戦争」

「愛犬ポリーの死、そして家族の話」

「ローマ帝国の三島由紀夫」

「山山」

「反復と循環に付随するぼんやりの冒険」

「郷愁の丘ロマントピア」


戯曲のタイトルが並んでるの、すごくかっこいいな~と思った。



そうだ、と思いつき、喜劇のヒロインの団体LINEにメッセージを送る。


「ブログの題材にしたいので、タイトルが良いと思う戯曲を教えてください」


送ってから気付く。そうだ。そういえば今日は、来たるミノカモ学生演劇祭に向けての最終稽古日だ。ド忙しいに違いない。

僕は今回現場が違うので、すっかり忘れていた。


慌てて付け加える。「@暇な人」


返信が来る。「そんな人はいません」



おお、良いタイトル!


と思ったら違った。暇な人などいないと叱責されただけだった。

良いと思ったんだけどな。「そんな人はいません」


結果的に、1人だけこの話題に反応してくれた。

忙しいだろうにありがとう。



「ハムレット ウエストポーチ着用ver.」



あぁ、なるほど。めちゃくちゃ良い。

なんなんだ。ハムレットをなんだと思ってるんだ。



「いい加減にしろ、どうもさようなら」



喜劇の前回公演ですね。これは僕も好き。




次に、僕が良いなと思った戯曲のタイトル。


「生きてるものはいないのか」


「わたしは真悟」


「首無し乙女は万事快調と笑う」


「乱暴と待機」


「ヒッキー・ソトニデテミターノ」


今考えただけでこれくらい。もっとあるはず。




ちなみに喜劇のヒロインで一番好きなタイトルは、


「ショーは平静、この後も平静」


このタイトルは、もう来月には使えなくなるな。

その前に再演したかったね。




【僕の興味はwikipedia】


人付き合いが苦手だ。


下手、というほどではないと自分で思う。ある程度生きてきて、距離感がうまく測れなかったり、誤って傷つけることばかり言ってしまうだとかするタイプではない。

空気はなるべく読んでいるつもりだ。


だが、それが耐えきれないことがある。

「空気を読んでいる自分」を演じていることに疲れてしまう。

かといって、ありのままで(Let it go)、と言われても困ってしまう。21年生きてきた中で、他人と接するときの自分を形成しきってしまった。この自分は外の空気に触れると顔面の皮膚にべったり貼り付き、簡単には剥がせない。


僕は会話が苦手だ。上手に続けられない。


でも、人に興味がないわけじゃない。

むしろ人に興味はあるほうだ。


じゃあ何故人との会話が続かないのか?



もしかしたら、僕の人に対する興味は、Wikipediaを見るのと似ているかもしれない。


その人の略歴、プロフィールなんかを知りたくて会話していて、だからこそ人となりを探るようなコミュニケーションをしているのかもしれない。


一方的な興味しかないもんだから、会話が続かないのだろうか。そんな単純なことではないと思うんだけども。


人付き合いは難しい。これから十年くらいかけて上手になっていくつもりだ。




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【次回出演情報】



蒸気展望vol.2

『遂道』

本作は主宰 安孫子陶が高校2年時に作・演出をつとめ、高校演劇全国大会に出場した処女作『隧道(すいどう)』のリクリエーション作品です。

『隧道』は安部公房『砂の女』に現代性を持たせた作品でした。あれから3年。文化発信に精力的な劇場、キラリ☆ふじみという恵まれた土壌において、より現代性と文化的な広がりをもった『遂道』 をつくっていきたいと思います。

■作・演出

安孫子 陶


■出演者

浅見臣樹 <(劇)ヤリナゲ>

石井晴菜

岩塚光希 <喜劇のヒロイン>

浦田すみれ

後関貴大

小森ひなた

波多野伶奈

李勇雅


■プロデュース

かまどキッチン


■公演日程

2019年3月28日(木)-3月29日(金)

開演時刻

28日(木)|14:00/19:00

29日(金)|14:00


受付開始:開演60分前

客席開場:開演30分前


■場所

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ マルチホール

〒354-0021 埼玉県富士見市鶴馬(大字)1803−1


アクセスについて詳しくはこちらへ


■チケット

<前売>

一般 3000円

U22 2000円

高校生 1000円

トリオ 6000円(3枚セットでご予約いただけるお得な券です)


<当日>

一般 3500円

U22 2500円

高校生 1500円


(全席自由席・要予約)

下記URL、関係者よりご予約承っております。


■問い合わせ・公式サイトなど


■スタッフ

作演出|安孫子陶

演出助手|児玉健吾

舞台監督|ワタナベユウタ

舞台美術|鬼木美佳

音響|近藤海人

照明|松田桂一

制作|藤井のりひこ 加藤じゅんこ

主催|蒸気展望 かまどキッチン

プロデュース|かまどキッチン

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共演者、後関さんが描いた岩塚。特徴をよく捉えている。

「キラリ☆してる?」と俺が言っているのか、言われているのか。

定かではない。

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​新宮の

​心太

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