エモエモ日記 #21 「うまいニャンジャンボ」


【前回までのエモエモ日記】


長きに渡る死闘の末、岩塚は霧に覆われた里に辿り着く。そこにいた狸たちに金貨だと嘯かれ、高値で買い取ってしまったのはスイートポテト味のカントリーマアムだった。


気付いた頃には時すでに遅し。逆上した岩塚は、狸たちのアジトへと乗り込む。冷めた牛丼にお湯をかけていた狸を人質に、持ちうる財産を根こそぎ奪うことに成功する。


しかし、帰り際に狸警察に強盗の容疑で逮捕されてしまう。裁判所では発言権が無く、全身に漆を塗られ、涙を呑む岩塚。そして、ついに狸裁判長から判決が下った。


「ぽんぽこ死刑です」


岩塚、大ピンチ!






【うまいニャン ジャンボ】









100円ショップならではの雑なネーミングセンス。いいぞ。



【遂道】


3月に出演する舞台、劇団 蒸気展望「遂道」の稽古が始まりました。


蒸気展望は、安孫子陶くんが主宰を務める劇団。

安孫子くんは、高校時代に『隧道』という作品の脚本・演出を手掛け、東北大会にて優秀賞大一席・創作脚本賞を受賞。春季全国大会に出場した鬼才。


今回はそんな『隧道』と同音異義語のタイトル、「遂道」。

『隧道』から、「遂」げた先に見える景色を描く。

もちろん、『隧道』を見たことがなくても楽しめる作品です。


具体的なあらすじはまだ明かせませんが、いずれ。

どこか奇妙で、不気味なんだけど、知らない世界ではない。

自分の見えてる景色を疑えば、きっとそこにある。


そんな魅力的な脚本です。


脚本もさることながら、俳優陣も素敵。

肉体から、肉声から、意識の隙間に手を差し込まれるような感覚が伸びてくる。


また俳優陣も少しずつ紹介できたらと思います。


ページ最下部に公演情報を載せてあるので、ぜひチェックしてみてください。

よろしくね。



【ねことねこと】


DULL-COLORED POP「くろねこちゃんとベージュねこちゃん」観劇。



再々演だけど、僕は初見。



毎回、「ダルカラって本当に面白いんだっけ?」と疑いながら観劇に行くんだけど、結局「面白かった~」と帰っている気がする。

第18回公演「演劇」のときと同じような、「演技すること」「集団内での役割」などにスポットを当てて描いた作品。だが「演劇」のときよりも今作はさらに身近で、一般的な家族の話。



母を演じるのは男性の俳優。

猫を演じるのは人間。

「演技をしている」ということを強調している。

小道具は一切使わない「全編無対象」という演出も、「見えないものを見る」というコンセプトに沿うように、想像力に任せる演出が潔かった。



ダルカラの好きなところは、俳優の熱量だ。

怒るところは怒り、泣くところは泣く。

必要な誇張以外は、誤魔化さず演技をする。

そのリアリティーがあるからこそ、今回の「母にしか見えない猫」という存在が、大きな嘘が許されていると思う。



そしてタイトルも、あくまで「ねこ」を冠しているのが良い。

本編内で父は、生前に「猫でも飼うと良い」と言っており、母は拒否していた。

父の死後、母は自分にしか見えない、自分にだけ味方をしてくれる猫を飼い始める。

それを考えると尚一層、タイトルの「ねこ」たちの存在が愛しく、寂しいものに感じられる。





【読まなくていいところ】


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いつだって真面目でありたい。




いつだって真面目でありたいんだ。

僕は真面目ではない。ふざけることが苦手だ。

ふざけることが下手な人たちは、きっと不真面目な人たちだ。ふざけることに真面目になれない。

いつだって真面目でありたい。

「ふざけているのはお前の方だ。」

なんだと?僕はいつだって真面目だ。




つまらない人間とは、つまるところ、色の薄い人間。

色の薄い人間は、周りから色を受け取りたがらない。

影響を受けることを恐れている。

色を持つ人間でも、つまらない奴はいる。

そいつはせっかくの多彩さをひた隠して生きている。

他人を塗っていこう。

せっかくだ、楽しい人間関係を!




恐れているのはお前の方だよ。










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【次回出演情報】





蒸気展望vol.2『遂道』


■作・演出

安孫子 陶


■出演者

浅見臣樹 <(劇)ヤリナゲ>

石井晴菜

岩塚光希 <喜劇のヒロイン>

浦田すみれ

後関貴大

小森ひなた

波多野伶奈

李勇雅


■プロデュース

かまどキッチン


■公演日程

2019年3月28日(木)-3月29日(金)

開演時刻

28日(木)|14:00/19:00

29日(金)|14:00

受付開始:開演60分前

客席開場:開演30分前


■場所

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ マルチホール

〒354-0021 埼玉県富士見市鶴馬(大字)1803−1

アクセスについて詳しくはこちらへ【 http://www.kirari-fujimi.com/access/ 】


■チケット

<前売>

一般 3000円

U22 2000円

高校生 1000円

トリオ 6000円(3枚セットでご予約いただけるお得な券です)

<当日>

一般 3500円

U22 2500円

高校生 1500円

(全席自由席・要予約)

下記URL、関係者よりご予約承っております。

[URL] https://www.quartet-online.net/ticket/jouki02


■問い合わせ・公式サイトなど

mail : steamvision.th@gmail.com

Twitter : https://twitter.com/steamvision0703

Tumblr(公式サイト) : https://steamvisionth.tumblr.com


■スタッフ

作演出|安孫子陶

演出助手|児玉健吾

舞台監督|ワタナベユウタ

舞台美術|鬼木美佳

照明|松田桂一

制作|藤井のりひこ 加藤じゅんこ

主催|蒸気展望 かまどキッチン

プロデュース|かまどキッチン


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安曇野の優しい水、その名も、「やさし水」