エモエモ日記 #24 「ここに踊るネコがいるのだ」


【前回までのエモエモ日記】


え~~~~古畑です

え~~〜〜そうですね、神保町、ですね、現場が

え~~~~そうですね、事件~~

え~~〜〜〜〜〜~殺人事件、被害者ですね、Bさん

仮にです、仮にBさん、です、ええ

ええ~~ 古畑です、ええ、殺人事件

Aさんがですね、まずですね、忍び込んだわけですね

裏口から、裏口ですか?ええ〜〜〜

そしてですね、ええ~~ まあ、殺したと


古畑でした















【弊害】


上のやつ書いてたら、2駅乗り過ごしてしまった。エモエモ日記の意外な弊害。普段から乗り過ごしてばっかだけど、こんなことで乗り過ごしたくない。











だからどうということではなく、ここに踊るネコがいるのだ。

だからどうということではなく、ここに踊るネコがいるのだ。

だからどうということではなく、ここに踊るネコがいるのだ。

だからどうということではなく、ここに踊るネコがいるのだ。


結果こそが全てだ。














【遂道】


蒸気展望、絶賛稽古中です。



Twitterにも書いたかもしれないけど、脚本・演出家の安孫子くんはとにかく想像力を大事にしていて。


テキストには会話が少ない。余白が大きい。独白にこそ、彼の想像する道が通っていて、役者一人一人の力で、如何様にも映し出せる。


それが責任重大で面白い。




願わくば、すべてのシーンが頭にこびりついてほしい。忘れられなくなってほしい。

見えていた景色がひっくり返るような体験をさせたい。


後悔はさせないので、ぜひ。詳しい情報は一番下へ。









【横暴な被害者】


元ネタあんまり覚えてないのにうろ覚えで書いちゃったから、ついでに古畑任三郎を見た。

冒頭の前口上はもっとちゃんとしてた。古畑です。とか言わなかった。


古畑は話が上手いですね〜。

雑学で人の興味をきちんと惹いてから、丁寧に本題に入る。無駄が無い話術。会話に無駄な雑音が多いイメージだったけど、思ったより、ええ~~とか言わないし。





さて、本編開始と同時に、やけに横暴な人物が登場する。周りの人たちは迷惑そうにしている。

この時点で視聴者は「あぁ~こいつが死ぬんだな」と察することができるわけだけど。



この展開、刑事ドラマではお約束だけど、何気に無駄がなくてすごくないですか?



視聴者が見たいのは古畑による華麗な犯人暴きなのであって、それまでのシーンはそこに気持ちよく至るためのステップに過ぎない。

視聴者はちょっとでも気を抜くと、すぐに飽きてしまう。無駄は徹底的に省かないといけない。

冒頭の「被害者が死ぬ」というくだりは、「さっき生きていた人が今死んだ」という情報が伝わればいい。正確には、それすらも視聴者にとって興味の範囲外だ。絶対死ぬんだから。だったら、なるべく早く死んでもらったほうがいい。



そこで効果的なのが、「横暴な人物」を被害者にすること。もう擦りつくされたパターンだが、逆にそれがいい。視聴者に予想させることができる。ああ~今回はこいつが死ぬんだろうな、と事前にわかっていれば、死ぬ直前までどんな人物だったかよく見ているので印象が強く残る。

そして、横暴な人物だと、登場人物からヘイトを集めやすいのも利点だ。誰が殺してもおかしくない人物像にすることで、余計な前情報が少なくて済む。

さらに視聴者からも「なんだこいつ~ムカつくな~」と苛立たせるような傲慢さも持ち合わせていれば、そいつが殺されてもあんまり悲しくない。余計な感情移入が消えて、古畑の動向に集中することができる。



すごいぞ、横暴な被害者。


創作物の何気ない場面にも、いろんな工夫があるんだろうと考えてみると楽しい。




あ、本編は、え~~~古畑がすごく頭が良くてですね、非常に面白かったです








【笑うと危険】


Amazon prime videoで、映画「帰ってきたヒトラー」を見た。



載っているあらすじを見て、僕は思った。



「この映画、笑うと危険。世界中で売れまくり!ベストセラー小説を映画化!ヒトラーが現代にタイムスリップし、人気芸人に!?ギャップに笑い、まっすぐな情熱に惹かれ、正気と狂気の一線を見失う、世にも危険なコメディ!」



あ~~なるほど、要はテルマエ・ロマエか。



「ヒトラーが現代に蘇っちゃった!?

そのカリスマ性を活かして芸人になっちゃった!?

芸人としての生き甲斐を覚えて、優しいヒトラーになっちゃった!!」


まあおおよそそんな話なんだろう。

そんな気軽な気持ちで再生した。






ま~~~~全然違った。

何が違うって、僕が予想していた話だと、昔のドイツとはかけ離れた現代に、いくらヒトラーとえど取り込まれてしまう。みたいな感じだった。

実際はまったく逆だ。冒頭は現代に戸惑うヒトラーの不憫さに笑いこそあるが、次第にその優秀さから現代にあっという間に適応していく。

その成長スピードよ。タイムスリップものの醍醐味がすぐに終わる。


その後、ヒトラーは芸人として地位を獲得し、 現代の政界に進出しようとする。その過程は、ひたすら歩いて情報収集をする。インターネットを駆使する。現代人よりも先へ躍進していく姿が、頼もしくもあり、恐ろしい。





他にもセミドキュメンタリー作品ならではの魅力もあるんだけど、疲れたので終わります。

面白い作品とは聞いてたけど、面白かった。どこまで行くんだろう?とずっとワクワクしていられた。









【煮こごり日記】


光を浴びている。光の数で価値が決まっていく。あなたは、たくさんの人に必要とされるために生まれてきたんですよ。あ、違います。あなたじゃなくて隣の。あなたはね、えっと~、いっぱい納税するために生まれてきたみたいですね。あ、そうですか。頑張りま~す、そいやっ。言ってみたものの、すぐに逃げてしまった。叱られるぞ~。逃げたからには、どうせなら光を浴びていたい。贅沢に死ぬために。身体を分解して、全部売って、精神だけが浮いていて。たくさんの人を遠くへ連れていく。それを役割にしたら、叱られながら死んで光になって、全部終わりだ。それだけをしようね。







----------------------------------------------------------------------------------

【次回出演情報】



蒸気展望vol.2『遂道』


本作は主宰 安孫子陶が高校2年時に作・演出をつとめ、高校演劇全国大会に出場した処女作『隧道(すいどう)』のリクリエーション作品です。

『隧道』は安部公房『砂の女』に現代性を持たせた作品でした。あれから3年。文化発信に精力的な劇場、キラリ☆ふじみという恵まれた土壌において、より現代性と文化的な広がりをもった『遂道』 をつくっていきたいと思います。


■作・演出

安孫子 陶

■出演者

浅見臣樹 <(劇)ヤリナゲ>

石井晴菜

岩塚光希 <喜劇のヒロイン>

浦田すみれ

後関貴大

小森ひなた

波多野伶奈

李勇雅

■プロデュース

かまどキッチン

■公演日程

2019年3月28日(木)-3月29日(金)


開演時刻

28日(木)|14:00/19:00

29日(金)|14:00

受付開始:開演60分前

客席開場:開演30分前

■場所

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ マルチホール

〒354-0021 埼玉県富士見市鶴馬(大字)1803−1 アクセスについて詳しくはこちらへ【 http://www.kirari-fujimi.com/access/

■チケット

<前売>

一般 3000円

U22 2000円

高校生 1000円

トリオ 6000円(3枚セットでご予約いただけるお得な券です)

<当日>

一般 3500円

U22 2500円

高校生 1500円

(全席自由席・要予約)


下記URL、関係者よりご予約承っております。

[URL] https://www.quartet-online.net/ticket/jouki02

■問い合わせ・公式サイトなど

mail : steamvision.th@gmail.com

Twitter : https://twitter.com/steamvision0703

Tumblr(公式サイト) : https://steamvisionth.tumblr.com

■スタッフ

作演出|安孫子陶

演出助手|児玉健吾

舞台監督|ワタナベユウタ

舞台美術|鬼木美佳

音響|近藤海人

照明|松田桂一

制作|藤井のりひこ 加藤じゅんこ

主催|蒸気展望 かまどキッチン

プロデュース|かまどキッチン


-------------------------------------------------------------------------------------










































38点。